成人用、小児用のMEGの技術はそのまま、小動物のMEGに活かされ、イギリスのUCLの聴覚研究所(Ear Institute)に設置されています。
マウスやモルモットなどの小動物の聴覚の研究に用いられますが、その脳の大きさはヒトの脳に比べて小さいので、最適なSQUIDを設計し、研究所内のクリーンルームで製作しました。
UCLの聴覚研究所は聴覚機能の再生などを研究テーマとしており、その一環としてSSA(Stimulation Specific Adaptation)と呼ばれる聴覚反応の磁気的な測定を試み、それに成功しています。